2015年10月

週末は山登り。
今回向かったのは北アルプス。
その中でも比較的登りやすくてコースタイムの短い焼岳と、
バスで山頂付近まで行ける乗鞍岳を選択。
焼岳は北アルプス唯一の活火山で、
昔の噴火の溶岩で上高地の大正池が出来たそうです。

AM3:30出発。
名神~東海北陸道~R158で、AM8:00平湯キャンプ場に到着。

27713097.jpg


サクッとテントを設営し、必要の無い荷物をデポしたら出発。
安房トンネルには行かずに安房峠を越えた所の登山口に駐車。

5005b377.jpg


登山開始。

30c89e4e.jpg


暫くは熊の出そうな山道を歩きます。

f12010a4.jpg


少し急登りはありますが、歩きやすい道。

e2893b9c.jpg


1時間程歩いたら開けて来て、目指す焼岳が見えて来ます。

a4616332.jpg


山頂は左の白っぽい煙が出てる所。

0c87cc6e.jpg


ガンガン登って行き、

c92642ad.jpg


山頂少し手前の分岐に到着。
小さなカルデラ湖?

e8c4fc42.jpg


こちらの南峰は危ないから?立ち入り禁止。

494877be.jpg


目指す山頂の北峰はこちら。
どう見てもこっちの方が危険そうですが・・・。

4f6a0c7a.jpg


ガスがガンガン出てて、かなり硫黄臭くて大きく息を吸うと危険そう。

389507b5.jpg


最後の登り。
もうすぐ横が硫黄色に。

dd80bc02.jpg


2時間弱で日本百名山焼岳山頂に到着。
この日は登山帽子を忘れてしまい、
頭にタオルとサングラスと言う、怪しい出で立ち。

0bf58811.jpg


山頂は人で溢れていて、眼下には上高地が見えています。

5fba14e7.jpg


いつか登りたい笠ヶ岳。

927f4e88.jpg


SWに登った穂高。

fcd05099.jpg


そして遠くに今年4度目にお目に掛かる槍ヶ岳の雄姿。
山頂でラーメンを堪能したら、サクッと下山。
4時間程の軽い登山となりました。
ここから一旦キャンプ場に戻ってテントを見ると・・・、

30e47c76.jpg


ギャッ!虫がたかってる!!
黄色は虫を寄せると聞いていましたが、ここまでとは・・・。

36a4d29b.jpg


テントを移動してちょっとだけ山から離しましたが、あまり解決にはならず。
ここから奥飛騨温泉郷へ。

9f5e5a22.jpg


まずは水明館 佳留萱山荘へ。
大きな露天風呂は中々の物でしたが、加水し過ぎてあまりお湯が温かくなかった。

f88f7342.jpg


続いて河原にある新穂高の湯へ。
ここも湯温は低めで底に葉っぱが堆積していました。

f485e47c.jpg


紅葉が綺麗。

b6c16f03.jpg


キャンプ場に戻り、早めの夕食。
堪能したら寝る前に温まって体と頭を洗いたいので、近くの平湯温泉へ。
温泉を堪能して出ると雨が振り出していました。
雨は夜半まで降り続きましたが、日付が変わる頃には止んだようです。
かなり冷え込みましたが、快適温度マイナス11℃のシュラフなのでへっちゃら。


翌日はAM3:45起床。
この日は近くの平湯バスターミナルから乗鞍岳へのバスに乗り、
山頂を散策して来る予定です。
散策して下山してからテントを撤収すると、チェックアウト時間ギリギリになるので、
出発前にテント類を全て撤収しておきます。
朝食・撤収を済ませ、AM6:00出発。

0fa65fbf.jpg


少し歩いて平湯バスターミナルに行くと、

3a0579e3.jpg


路面凍結の為、バスは運休!
まぁ前の週にも運休してたし、昨晩の雨と今朝の冷え込みで予想はしてました。

b10be233.jpg


気温は0℃だし。
仕方ないので、近くを散策します。
まずは平湯大滝に向かいます。

c62a8e62.jpg


キャンプ場からすぐ近くなのに、かなりの迫力でした。
コーヒーを淹れてたっぷり堪能。
そこから山をえっちらおっちら登って、

d13476d2.jpg


大ネズコ。
樹齢1000年の立派な大木でした。
2時間ほど散策してキャンプ場に戻ると、

3bb1f77b.jpg


洗って干しておいたタオルが凍ってる!

954ff73b.jpg


Vストには初めて見る路面凍結マークが。
AM9:00で気温は3℃。

荷物の撤収は済ませてるので、もう帰る事は出来ますが、
まだ時間に余裕があるので、再び奥飛騨温泉郷へ。

9dba882e.jpg


途中の橋の上からは、真っ白な槍ヶ岳が見えました。
前日は違ったので、昨晩積もったのでしょう。
ここから更に奥に進み、槍見舘へ。

d7022d91.jpg


ここは露天風呂から槍ヶ岳が見えると有名な宿。
ちょっと時間が早かったので、暫く待って入浴。

1afa6a4d.jpg


他の客が入って来る前に、記念撮影。
槍ヶ岳は穂先が少しだけ見える程度ですが、新穂高ロープウェイも見えて、
温泉・紅葉・雪山の絶景を堪能しました。

しっかり温泉で温まったら帰路へ。
お土産を見る為に平湯バスターミナルに寄ると、
通行止めが解除されて、乗鞍岳へのバスが動き出していましたが、
今からバスを待って散策して帰宅すると、夜遅くなるので今回は断念。

47c80782.jpg


途中で豆腐とけいちゃんを堪能して帰宅。

今回の焼岳は北アルプスでも難易度が低い登りやすい山でした。
乗鞍岳に登れなかったのは残念でしたが、またの機会に。

ガッツリ登山のつもりでしたが、
温泉キャンプツーリングだった気がしないでもないです。




今日も山登り。
今回は初の鈴鹿山脈です。
鈴鹿と言えばサーキットで何度も訪れていますが、山登りは初めて。
何度か計画はしていたのですが、天候に恵まれずに断念した事数回。
今回は絶好の行楽日和。
ですがその反面、駐車場と登山道で大渋滞が予想されます。
その渋滞を避ける為に、かなり早く行きます。

AM3:30出発。
早く着きたいので名神~新名神で一気に向かいます。
鈴鹿山脈は大阪からだと電車のアクセスが悪く、
バイクでも結構時間が掛かります。
鈴鹿ICで降りて、鈴鹿スカイラインへ。
登山口近くの駐車場に到着。

36eb04f1.jpg


まだ半分以上空きがあったので、一番奥に駐車。
準備をしていると、ご覧のように満車になりました。

AM6:00登山届けを出して登頂開始。
今回は御在所岳から鎌ヶ岳への定番縦走ルート。
御在所岳へは一番メジャーな中道を登ります。
岩が多くて中々面白みのあるルート。

1c1e3ed4.jpg


御在所岳と言えばここ!って言うくらい有名な地蔵岩。
クライミング禁止らしいです。

a0194f47.jpg


この岩場の下りはちょっと楽しめました。

ae7caab9.jpg


山頂近くは紅葉が綺麗です。
トイレ行きたくなったので、ここからは一気に登ります。

369ff252.jpg


ロープウェイの駅近くのトイレですっきりして、三角点へ。

007cbf21.jpg


御在所岳山頂に到着。
鎖で囲ってあって、触れない三角点。
この先でコーヒーブレイクをして、次の山に向けて出発。

b4f133ff.jpg


その途中の御嶽大権現。
小さな池の横の社ですが・・・、

21717359.jpg


がん封じ!マジか!!!
お賽銭を入れて真剣にお祈りしておきました。
その奥に立派な社もありました。

47b96f68.jpg


次に目指すは鎌ヶ岳。
まずは武平峠まで下ります。
ここまで来ると下の音が聞こえて来ます。
鈴鹿スカイラインを走るバイクの爆音が響き渡ってます。
バイク乗りうるせぇなぁ~(笑)

d5d015d5.jpg


ちょっと面白い所もありつつ、

608ef4e1.jpg


武平峠からは登って行きます。

7fc4b340.jpg


暫く登り、最後はルートから外れてちょっとスリリングな登りを楽しみます。

18cb6221.jpg


鎌ヶ岳山頂に到着。
ここで昼食の予定でしたが、まだ時間はAM9:30。

d507f4bd.jpg


昼食には早過ぎるので、コーヒーだけにしておきました。

8ebea61c.jpg


ここからは駐車場へ向けて下ります。
いくつかのルートがありますが、尾根伝いの長石尾根ルートを選択。
このルートは踏み跡が不鮮明な所もあったりで、
あまり多くの人が歩いている感じではありませんでした。

680894fd.jpg


先程登った御在所岳とロープウェイ。

AM11:20下山。

a4137028.jpg


下山して駐車場に戻ると、
我マシンの両サイドには有り得ない駐車をされてました。

山男からバイク乗りに着替えたら、鈴鹿スカイラインを走ります。
ですが道の両サイドには駐車場に入り切れなかった車が満載。
夜中から出発しておいて助かりました。
その後も県道を中心に繋いで帰宅。
帰宅したらVストのオイル交換をして終了。

鈴鹿山脈は結構岩が多く楽しめました。
その反面、かなり滑りやすい岩だったので、2度ほど転びました。

鈴鹿はセブンマウンテンと言われる7つの山で有名で、
沢山のルートもあるので、また少しずつ登って行こうと思います。







世間では3連休でしたが、我が社は2連休。
その連休に白山にテント泊登山を予定していましたが、生憎の雨予報。
それならと鈴鹿の御在所岳と鎌ヶ岳に登ってキャンプをして、
翌日伊吹山に登ろうと計画し、日曜のAM3:30起床。
ところが外は雨が降ったり止んだり。
夜明け前には止む予報ですが、鈴鹿は遅くまで雨が残りそう。
それならと数時間早く止む、いつもの比良へ。

AM7:00出発。今回はVストです。
名神~湖西道で比良の登山口、イン谷口到着。

83e35cbd.jpg


バイク乗りから山男に換装して、AM8:40出発。
電車・バスで来るのとほぼ同じスタート時間です。

d716045a.jpg


雨が止んでから出発したので、ここまで降られはしませんでしたが、
ご覧の通り濃いガスに覆われています。
地面は思ったほどべチャべチャではないものの、岩では結構滑ります。
途中で何度も沢を渡るので水量が心配でしたが、ほとんど水嵩は変わらず。

fc979d0e.jpg


サクッと西南稜に出ました。
徐々に紅葉も始まっています。

25d35f82.jpg


部分的に木の一つ一つはしっかり紅葉してたりします。

5638784f.jpg


もうすぐ山頂。
それにしても人がいない。
いつもならこの西南稜から武奈ヶ岳山頂は人で溢れているのに、
雨の直後の為か、3連休なのに目の前に人影が見当たりません。

6a4a8a63.jpg


AM11:10武奈ヶ岳山頂に到着。
山頂には数人いました。

75fe52e6.jpg


随分ガスは無くなりましたが、まだ曇っていて琵琶湖は見えませんね。

e39205bc.jpg


山頂でお湯を沸かしてカップラーメンとコーヒーを淹れ、
ラーメンの残り汁におにぎりをぶっ込むと言う、
某登山漫画の53合目でやってたのを真似てみる。
食事が済んだらすぐ下山。

faa0ced5.jpg


北比良峠で少し休憩して、無事下山。
あまり休憩も取らなかったので、往復5時間弱でした。
今回はえらく早かったなぁ。

ここからVストを北に走らせます。
途中で少し雨に降られましたが、本降りにはならず。
ついでにちょっと寄り道。

87ffd24e.jpg


賤ヶ岳にも登りましょう。

a30504fc.jpg


日が暮れて来たので下山。
少し走って、この日のキャンプ場ウッディパル余呉へ。
テントを設営して、買出しを済ませて夕食。

51681701.jpg


店で見て旨そうだったみそ煮込みうどんとウインナー。
野菜も食べたいのでサラダも。
みそ煮込みうどんにハーブ系のウインナーをINすると、変な味になりました。

3e257ea0.jpg


寒いので、ビールじゃなくて梅酒のお湯割り。

ウッディパルはバイクだと総額500円と、琵琶湖周辺のキャンプ場では破格です。
ですがここでキャンプをすると、お風呂に困ります。
近くの北近江リゾートだと1200円と言うボッタクリ価格だし、
その他の宿泊施設での日帰り入浴は、終わる時間が早い。
なので今回はキャンプ場のシャワーを利用する事に。
ですがお湯の張ってない風呂場でのシャワーは、この時期は極寒でした。
荷物を減らす為に山岳テントにして焚火台は持って来てないので、
ほぼ暖を取れずに就寝。
夜はそれ程寒くなかったのが助かりました。

AM3:40起床。ちょっと寝過ごした。
朝食を食べてテントを撤収して、AM5:00出発。
暫く走って、伊吹山登山口に到着。

dd567148.jpg


AM6:15登頂開始。

e30b85c6.jpg


暫く山道を歩くと、1合目の先は開けてスキー場跡になりました。

fb4591a2.jpg


3合目まで来ると伊吹山がドーンと見えます。

9bbf5db1.jpg


伊吹山は富士登山の予行演習にも例えられる山です。
と言うのも、只管つづら折れの道を延々登るから。
ほぼ傾斜は変わらず、全く危ない所もありません。
景色はいいのですが、登るのは忍耐が必要ですね。

79cc6317.jpg


1合目・3合目にトイレが、5合目に自販機が、6合目に避難小屋があります。

786468ce.jpg


そして山頂に到着。

8a2794fd.jpg


AM8:35日本百名山伊吹山に登頂完了。
有名なヤマトタケルの像です。

bf80700c.jpg


山頂でラーメンを食べようとお湯を持って来たのですが、
昼食には時間が早過ぎるので、コーヒーのみ。
山頂は風が強くてちょっと寒かったです。

山頂を少し散策してお土産を買ったら下山開始。
で、AM10:20あっさり下山。
下りのコースタイムが2時間30分の所を1時間10分。
全体ではコースタイム6時間20分+山頂散策ですが、
休憩・散策を入れても4時間5分でした。

汗を流す為、近くの温泉へ。

21979257.jpg


いぶき薬草湯に到着。

78480f21.jpg


おや?偶然にもパネル展がやってます。

cb095b75.jpg


偶然ですなぁ~。

すぐに温泉で汗を流したかったのですが、まだ営業時間になってなかったので、
近くでパンを買って来て食べながら待ちました。
温泉を堪能したら、サクッと高速でPM3:00帰宅。

今回は何度も予定が変更になりましたが、
連休でガッツリ登山を堪能出来ました。
比良は何度登っても変化があって楽しいのですが、
伊吹山は景色以外は微妙ですね。



で、今回の戦利品。

971861ba.jpg



結局それかよ!

って事でいいね?






ここの所山ばかりだったので、週末はツーリング。
AM7:00に出発して、北方面へ。

7ca914fb.jpg


ドドドッと走って、美山ふれあい広場へ。
天気が良く絶好のツーリング日和なのに、何故かバイクが少ない。
K38から酷道のK224へ。

372ac508.jpg


五波峠。
ここから八ヶ峰に登れるようなので、その内来ようかな?
R162からK16に入ると、南部に雨雲が発生。
北部に逃げます。
小浜市街からエンゼルラインへ。

e7c58d67.jpg


エンゼルラインはその手前から全くコンビニもスーパーも無くなります。
展望台でゆっくりしたいのなら、小浜市街で買い物するのがオススメ。

f5585d76.jpg


朝の内は晴れてたのですが、この時間だと少し雲が出て来て展望はイマイチ。

96da70d9.jpg


帰路に付きます。
途中からやたらとバイクや白バイを見掛けると思ってたら、

9777721d.jpg


日吉ダムで何かやってる。
どうやらタイチと2りんかんのコラボイベントらしい。

b9e995d7.jpg


色々出店もあって結構な規模なので覗いてみますが、
この時間に来ても目ぼしい物は何も残ってませんでした。

サクッと帰宅。

360km程のお出掛けでした。



2015年の北アルプス穂高登山の記事もラスト。

2015年9月23日。
この日は下山予定を変更して、
涸沢から奥穂高岳を経由して前穂高岳までのピストン。

今回最難関で最長距離なので、荷物は極限まで減らします。
雨具と厳選したエマージェンシーキット、
穂高山荘以降は全く水場は無いので、水はハイドレーションに満タンの1.8L。
それにサーモス満タン500mLのお湯。
行動食はたっぷり、もしもの時の為にすぐ出来るパスタ。
これにヘルメットとヘッドランプで。

AM3:15起床。AM4:00出発。
前々日と同じようにまずは穂高山荘に向かいます。
ところが前回は先行者がいた為、暗くても後に続いて登れたのですが、
今回は前に誰もいなく、ガレ場でルートをロストしてしまいました。
真っ暗な中でヘッドランプだけだと岩の丸印が見え難いんです。
これで10分ほど時間をロスしましたが、何とかルート復帰。

244c48b3.jpg


まだ暗いうちにザイテングラードに取り付きます。

618c470a.jpg


暫く登ると、ようやくヘッドランプが無くても歩けるようになりました。

cfd59595.jpg


AM5:30穂高山荘に到着。
荷物を減らしたおかげで、涸沢から1時間半で登りました。
山荘の前には御来光待ちの人で一杯。

87689580.jpg


御来光のおかげで奥穂高岳への取り付きが空いています。
チャンスなのですぐ登り始めました。
ハシゴ・鎖場を過ぎれば、もう混み合う事はありません。
後ろを振り返ると、御来光を見終わった人達で渋滞していました。
危ない危ない、5分の差でした。

2ff7984f.jpg


雲海とジャンダルム。

901beacb.jpg


2度目の奥穂高岳山頂での記念撮影。
ここで一旦休憩。

f3bd4110.jpg


4bc405f6.jpg


この先が吊り尾根と言う難関ルートの始まりです。
ガイドマップによっては、初心者の単独での歩行を止めるように書いてあります。
そのルートは・・・・、

28ffaa4b.jpg


こんな所だ!

逆光で若干怖さが消えちゃってますが、道がほぼ見えません。
一瞬足がすくんで行くのを止めようかと思いましたが、
私の前に同様に軽装の人が歩いていたので、とにかく行けるだけ行ってみる事に。

6dce2324.jpg


ああ、ここ下りるのね・・・。

c45d0ad6.jpg


行く先の道が見えず!
そして断崖絶壁!

7b518c37.jpg


でも、このようにちゃんと道はあります。
まぁ写真を撮る余裕のある場所での話ですが・・・。
躓いたら数百m滑落ですねぇ・・・。

31508b63.jpg


やっぱり遠くの道は全く見えず!

c95bfed8.jpg


慎重に歩き、前穂高岳の取り付きの紀美子平に到着。
ここまでは断崖絶壁を横方向に、ほぼ高低差の無い道でしたが、
この先歩くのは・・・、

9d747868.jpg


真上だ!

丸い印を辿って行きます。
そのルート以外は滑落や落石の可能性があるので、大変危険です。

366d2f01.jpg


紀美子平で居合わせた方に先に上ってもらいます。
ですが速過ぎて着いて行けません。
しっかり3点確保で登るのですが、
一度次のホールドが無く、一瞬パニックになりました。

71ba5547.jpg


それでも無事に前穂高岳山頂に登頂。
夜明けの頃は雲が多かったのですが、この時間はしっかり槍ヶ岳まで見えます。

ed4530a6.jpg


素晴らしい絶景でした。

e5943293.jpg


前穂高岳の山頂は、ガレガレの岩ですが、結構広いです。
持参したお湯でコーヒーを作って堪能。

北穂・奥穂・涸沢岳・前穂と登りましたが、達成感はここがダントツです。
他の山頂はかなり観光登山になっていますが、ここは全然違います。
前穂高岳山頂に立つには、ある程度の危険と覚悟が要ります。
予定を変更して挑戦して、本当に良かったと思いました。

さて、下山して行きます。
実は登りがかなり怖かったので、下りはビクビクでしたが、
案外簡単に下りられました。
紀美子平からは、来た道を戻ります。

70a61d8b.jpg


はいはい。ここ越えるのね。

5b102993.jpg


はいはい。登りますよ。
何かもう慣れました。
途中で暑くなり、断崖絶壁の広い所で服を脱いで休憩してましたし。
でも再び奥穂高岳に戻る頃には、完全にエネルギー切れ。
山頂でたっぷり行動食を食べてエネルギー補給。

aa7a1aca.jpg


ついでに3回目の奥穂で記念撮影。
撮影をお願いしたら、中々面白いアングルでした。

e0edfab9.jpg


下りはあまり人もいなかったので、安心して下りられました。

3608203a.jpg


涸沢は紅葉が綺麗で有名ですが、今回は少し早かったようです。

5b601b66.jpg


正午に下山。
う~ん、涸沢のテント場は人が減って段々寂しくなって来たなぁ・・・。

0ca94a51.jpg


下山したら、ビール!
前日に上高地に下山する人が、呑み切れなかったからと分けてくれました。
前日から雪渓で冷やしておいたので、キンキンに冷えてて美味し!
ただ昼間っから結構酷く酔っ払いましたが・・・。
夕方までのんびりして、翌日の下山の準備をして就寝。

2015年9月24日。
AM3:00起床。
この日はテントを撤収して上高地まで下り、
PM2:20の大阪行きのバスに乗ります。
それだけならこんな早起きしなくてもいいのですが、帰る前に風呂に入りたい!
上高地には日帰り入浴が出来る所が数件ありますが、
バスの時間までにとなると、アルペンホテルしかありません。
そこの午前中の入浴受付けはAM10:00まで。
その為急いでの撤収となりました。

朝食を食べてテントを撤収して出発。
まだ真っ暗な中、ヘッドランプを点けて歩きます。

16080793.jpg


途中で夜が明けましたが、どんより曇り空。
どうやら雨予報の様子。

横尾~徳沢~明神と歩き、AM8:30に上高地に到着。

8cdd6319.jpg


アルペンホテルの入浴時間に間に合いました。
5日分の汚れを落とし、さっぱりしました。
その後、ホテルのロビーでコーヒーを堪能。
河童橋やバスターミナルを散策しますが、途中から雨に。
バスターミナルの屋根の下で数時間待ち、ようやくバスへ。

帰りのバスはリッチに3列シートのグリーンカーを予約。
車内はガラガラだったのでリクライニングし放題だったのですが、
後部の座席だったので、寝てると揺れで気持ち悪くなって来たので、
結局大阪まで景色を見て過ごしました。
新大阪でバスを下り、電車・徒歩でPM9:30帰宅。


今回の北アルプスは本当に晴天に恵まれました。
私がツーリング・旅行・登山で長期で出掛けると、決まって酷い雨に遭うのですが、
今回はそれが全くありませんでした。

いつか登りたいと思っていた穂高に、
しかも今回は無理と思っていた前穂高岳にも登れたのは、
本当に天気にも助けられたと思っています。

昨年にも北アルプスには行っているのですが、
天気の悪かった燕岳~大天井岳だけだったので、
大っぴらに行ったとは言えませんでした。
ですが今回、北アルプスの絶景を連日登って見たので、
これで胸を張って北アルプスを登って来たと言えます。


d82b39c1.jpg



またいつか!




↑このページのトップヘ