2013年08月

2013年8月13日。
北海道ツーリングの3日目。
この日も朝からどんよりとした空模様で、時折パラッとする天気。

AM6:00起床。
この日はこのツーリングで唯一、テントの撤収と組み立てのある日。
時間が勿体無いので、朝食を食べたらさっさとテント撤収。
友人たちと別れ、まずは前日行けなかったナイタイ高原へ。
上士幌航空公園のキャンプ場は曇りでしたが、進むに連れ酷い濃霧に。
ナイタイ高原手前では雨となり、カッパを着込みます。

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ナイタイ高原の展望広場までやって来ましたが、まったく景色は見えません。
仕方ないのですぐ出発。
R242で足寄~陸別方面に進むと、途中で友人とばったり。
この日は同じキャンプ場に向かう予定ですが、聞くとルートはほぼ同じ。
とりあえずペースが違うので分かれて、後で合流予定です。

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K51~R240へ進み、津別でK588へと右折。
まったりした道が続きます。
その先の津別峠到着。

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下に広がる屈斜路湖がまったく見えません。
湖全体が雲海に覆われています。
K588を下り、R243へ。美幌峠に向かいます。
津別峠よりも標高が低いのでどうかと思いましたが、

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今度は雲海の真っ只中。

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景色が見えないのは仕方ないので、合流した友人と昼食。さんま丼。
ここから屈斜路湖畔を走り、露天風呂へ。

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前回北海道へ来た時も寄った、コタン温泉です。
今回はここに入るのを楽しみにしていました。
ですが、あいにく清掃中。
入れるまで3時間くらい待たないと駄目なようです。
仕方ないので、この日のキャンプ地へ向かいます。
R243~R391~農道で多和平へ。

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前々からこのキャンプ場の噂を聞いていて、今回の一番の目的にしていました。

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確かに凄いロケーションです。
360°牧場が広がっています。

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到着した時には、すでに友人たちはテントを設営済み。
私も横に張って、散策に出掛けます。
来た道を戻り、農道に入って、900牧場へ。

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ここも凄いロケーション。
運が良いとバイクでの牛追いが見られるそうです。

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エゾ鹿バーガーなる物があったので、食べてみます。
私的には、エゾ鹿肉よりも、北海道とうきび茶の方が印象的でした。

摩周の街中で、この日の夕食の買い物をして、温泉へ。

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多和平に向かう途中にあった、摩周苑と言うロッジ。
ここに日帰り温泉があるようです。

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洗い場は3個ですが、浴槽は10人でも入れる大きさ。
外に混浴露天風呂あり。
ま、日帰り入浴と泊まり客との入浴時間は別みたいなので、
実際に混浴になる事は無いでしょうね。

温泉を楽しんだら、多和平に戻ります。

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併設の牧場の動物が可愛いです。

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夜となり、みんなで乾杯。多和平ナイトです。
この日もたっぷり食べて話して、就寝。
夜半には雨となった様子でした。


翌日に続く。








2013年8月12日。
北海道ツーリングの2日目。
前日の夕方から降り始めた雨は、一旦止んだ様子。
ですが、外は視界が数mの濃霧。

AM5:00起床。
この日は朝一で大雪山の旭岳に散策に行く予定です。
ロープウェイが動き出すのが、AM6:00から。
時間が遅くなると相当込み合うとの情報を聞いていたので、
ロープウェイの始発を狙って、かなり早く起きました。
朝が早いので、ロッジで朝食は摂らず、代りにおにぎりを用意してもらいました。
この辺り、登山者が多い場所柄、慣れてますね。

ロッジからすぐのロープウェイ乗り場に移動し、一応カッパを着込んで出発。
往復2800円と結構なお値段のロープウェイに乗ります。
約10分のロープウェイ。森林限界を超えて行きます。
正直、この天気では登っても綺麗な景色は見えないだろうとは思いますが、
ここまで来て登らずに後で後悔するよりも、登って残念な方がマシです。

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で、その結果がこれです。
雄大な景色はいずこ??
ですが、これだけの濃霧でも雨は降ってないので、散策に出発。
他の方々はちゃんとした山登りの格好でしたが、
私はお気楽バイクカッパに穴の開いたスニーカー。
我ながら、さすがにちょっと恥ずかしかったです。
1.7km・1時間程の遊歩道。
途中で池や残雪などもあって、結構気持ち良い道です。

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雄大な景色は拝めず、見えるのは足元の綺麗な花々。
新しいデジカメだと、一眼レフみたいに背景をぼかす事が出来ます。

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残雪と姿見の池と愛の鐘。
何で鐘?
この辺りはカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼ばれてるそうです。

約1時間、のんびり散策して、ロープウェイで降ります。
そこからバイクに乗り換えて出発。

いつもは国道は「R」県道は「K」と書いてますが、
北海道の道道だと「D」なのかな?
何だか変な気がするので、今回は道道も「K」と書きます。

K1160~K611で旭川方面へ。この辺りで雨が降って来ました。
K37~K140で、前回行った旭山動物園をかすめて旭川紋別道へ。
上川層雲峡 ICで降り、R39へ。
この辺りは黄線の区間が多かったので、あまりペースは上がりません。



層雲峡到着。
途中で綺麗な景色もありましたが、停まれず写真は無し。
ここからもロープウェイが出でて、時間があるので乗ってみたかったのですが、
あいにくの天気で、乗ってもまた景色はイマイチだろうから、パス。
R39~R273に進むと、途中でかなりの大雨に遭いました。
その先の三国峠で休憩。

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一旦雨も止み、綺麗な景色を見る事が出来ました。
ちなみにこの辺りも大雪山国立公園の一部で、
その大きさは神奈川県ほどあるそうです。

R273を南下すると、途中で何か展望スポットを発見。

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う~ん、雑誌で見た事あるけど、これ何?
調べたら、廃線になった旧国鉄のアーチ橋だそうです。

ここからR273で更に南下し、今日のキャンプ地、上士幌町航空公園に到着。
今日はここで、北海道をはじめ日本各地から友人たちが集まり、
恒例のキャンプをする予定になっています。

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既に前日からキャンプをしている友人の横に、テント設営。
ここでかなり遅くなりましたが、昼食とします。
買出しも面倒なので、手持ちの棒ラーメンを頂きました。

予定ではここに来る前に、近くのナイタイ高原に寄るつもりでしたが、
そちら方面が真っ暗だったので、パスして翌日に回しました。
まだ時間もかなりあるし、明日に寄る予定の所へ散策に出発。

R241を東に向かい、途中からミルクロードへ入ります。
このミルクロード、マップルでは牧場が点在してるとの事なので、
せっかく北海道に来たので、大阪で見られない動物を見て回ります。

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羊~。

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豚~。寝てる~。

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牛~。めっちゃ見てる~。



牛と広大な牧場~。

たっぷり散策してたら、足寄と陸別の間まで来ちゃった。
キャンプ場から遠く離れたので、さっさと戻りましょう。

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帰り道の牧場も、また良い感じ。
途中の道の駅の横のスーパーで、今日の飲み物等を買出し。
上士幌に戻って温泉に行ったら、丁度友人たちも温泉に来ました。

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みんなで温泉に入って、まったり。
キャンプ場に戻る頃には、薄っすら雨が落ちて来ていました。
友人たちとの恒例の上士幌ナイトスタート。

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たっぷり食べて呑んで話しました。
夜も遅くなったので、この日は就寝。


翌日へ続く。







2013年8月11日。
北海道ツーリングの、実際に走る初日。
この日は大雪山の麓、旭岳温泉に宿を取ってあるので、
そこまでに富良野・美瑛を堪能します。

AM6:00起床。
さっさと朝食を済ませ、出発。
天気は予報通りの曇り空。
小樽 ICから札樽道~道央道~道東道と進みます。
札幌付近で軽く雨に降られましたが、カッパを着るまでには至らず。
占冠 ICで降り、R237を北上。
R38で富良野に到着。
国道を走っても味気無いので、途中から農道へ。

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こう言う平じゃない畑を見ると、北海道に来たって感じます。

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農道を北上してまず向かったのは、北の国から資料館。
前回来た時に、パスポートを持ってスタンプラリーをしましたが、
その続きを出来るだけやってみるつもりです。
まずは資料館で、閉店になった北時計のスタンプをGET。
スタンプだけのつもりでしたが、やっぱり中も見学。
ここは1人で見てると泣いてしまいそうになります。

富良野市外を離れ、麓郷へ。

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まずは富良野で最後に残ったスタンプ、小野田そばをGET。
ここから少し走って、やっぱりここへ。

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五郎の石の家です。
前回、北の国から関連はすべて回ったのですが、
どうしてもここはまた見たかった。
富良野に来たら外せないですね。
石の家の入り口にある店で、メロンを頂きました。
ワンカット100円は激安!
美味しかったので、2個買って実家に送っておきました。

ここからは夕方まで宛ても無く、中富良野付近を散策。

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少し北上し、R237を横断して美瑛付近へ。

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昼を過ぎ、お腹がすいてきたので、美瑛駅前へ。
その側にあった、味枡と言う店に入ってみます。

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お勧めはハンバーグカレーらしいので、それを頂きます。
肉汁たっぷりで、中々美味しかったです。

ここから山に向かって走り、まずは三愛の丘へ。

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ここから細い道をクネクネ走りながら北上。

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着いたのは就実の丘。
天気がよければここから大雪山を見渡せたのですが、あいにくの曇り空。

まだ宿に向かうには早いので、一旦国道へ戻ります。
ゼルブの丘を見学したら、宿に向かいます。
大雪山の麓に向け、数十km移動。

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宿に向かう途中で、前回見られなかったキタキツネを発見。
バイクを止めておいでおいですると、ピョコピョコ寄って来ますが、
カメラを向けたら逃げちゃった。

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ここが本日の宿、ロッジ・ヌタプカウシペ。
ヌタプカウシペとは、アイヌ語で大雪山と言う意味らしいです。
ここを本日の宿にしたのは、翌日の朝一から大雪山に登るつもりで、
近場の宿で一番安かったから。
旭岳温泉の他の宿が、1泊夕食+朝食弁当で1万円くらいするのが、
ここは1泊2食付で7500円と、かなりリーズナブル。

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宿には内風呂と混浴の露天風呂もあります。
ま、おっさんが入ってたら、嫌がって女性は入って来ませんけどね。

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夕食は豪華絢爛ではありませんが、
食材と調理法に拘った、美味しい夕食でした。

翌朝は早いので、食後に軽く温泉に入って就寝。

ちなみにこの日はカッパは着ませんでしたが、
何度も霧雨に降られ、宿に着いてすぐしっかりとした雨になりました。


翌日に続く。





それにしても、出来るだけ画像を小さく圧縮して載せてるのに、
載せたい画像があり過ぎて、容量が足りません。
一日を3回に分けてUPしたいくらいです。





今回から北海道ツーリングの記事を書いて行きます。
相変わらずの長文で、出来るだけ画像も載せて行こうと思います。
この先の記事を楽しむにあたり、手元に地図を用意する事をお勧めします。

今回の北海道ツーリング、一言で表すなら「雨」でした。
連日の雨で、降られなかった日はありませんでした。
当然画像も、ほとんどどんよりとした物になりますが、ご了承下さい。

2013年8月9日。
この日は普通の出勤日で、仕事終わりで急いで用意して出発。

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今回の装備です。
キャンピングシートバッグ+サイドバッグ+トップケース+タンクバッグ。
FZ1にはこれ以上無いんじゃないかと言う位の積載です。

吹田から中国道に乗り、舞鶴に向かいます。
走り出してすぐ、ナビがフリーズするトラブル発生。
う~ん、不吉な・・・。
おまけに、中国道に乗ってすぐに、タンクバッグの吸盤が全部外れ、
危うくタンクから落ちそうになりました。
何とか肘で押さえてPAに入り、紐を掛けておきました。
ここで見覚えのある赤のFZ1を見掛け、舞鶴港で再びお会いし、
mixiを始める前からやり取りのあった方と判明。
数年越しでようやくお会い出来ました。

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久し振りの舞鶴港。

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乗船まで時間もあるので、来る途中で買っておいた弁当で夕食。

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暫くして、一緒のフェリーに乗る関西組2人と合流。

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そうこうしてる内に、乗船時間となりました。
今回も満員御礼だそうです。

ここで情報を一つ。
前回私が行った一昨年までは、2等寝台では港でチケットを発券してもらい、
船の中のカウンターで場所を聞くシステムでした。
船のカウンターでは、案外融通が利いて、ベッドの場所を選べていました。
その為、早く舞鶴港に来て並んでいた方が、良い場所を確保出来ていました。
ですが、フェリーが新しくなってからシステムが変わり、
チケットを予約して時点で席まで決まるそうです。
つまり、今は急いで前もって舞鶴港に来る必要は無くなった訳です。

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フェリーにはバイクから乗せて、バイクの後ろに車が入って来ます。
ここで転ばないように注意ですね。

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フェリーに乗船したら、必要な手荷物だけもって、自分のベッドへ。

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前よりも綺麗になっていて、コンセントも付いています。
ちなみに前までは一つの通路に2段ベッドの上下だったので、
4人が一区画でしたが、新しくなった今は、上か下かのみの2人で一区画。
出来れば向かい合わせで互い違いが良かったんですけど、
まぁ構造上無理でしょうね。

ベッドをセッティングしたら、急いで風呂へ。
風呂はこの時間が一番混みあいますから、さながら戦場です。

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汗を流してさっぱりしたら、友人たちと乾杯。
軽く呑んで、就寝。


2013年8月10日。
この日はひたすら暇を持て余す日。
舞鶴出航は日付が変わった頃で、小樽到着はPM9:00前。

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夜の到着まで、食べたり風呂に入ったり昼寝したり。

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ようやく小樽に到着しましたが、バイクが出られるのは車がすべて下船した後。

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PM9:00過ぎに、ようやく北の大地踏みしめられました。
この日の宿は、すぐ近くの小樽の街中。

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同じフェリーに乗ったバイクが多く、すし積め状態。
巧く一番前に停められたから良いようなものの、
後ろだったら、前が出るまで出発出来ないところでした。
チェックインをして、近所のセイコマで夕食と朝食を仕入れ、この日は就寝。


いよいよ翌日から北海道ツーリングの始まりです。


続く。








昨日の晩遅く、無事北海道から帰って参りました。
早速その事を記事にしたい所ですが、
膨大な量のデジカメ画像の整理がある為、それはまたじっくりと。
その前に一ネタ。

デジカメを購入しました。
今まではオリンパスの防水デジカメを2個続けて使っていました。
最初のはμ725で、それ程不満も無かったのですが、壊れてしまいました。
その替えとして、前回の北海道ツーの前に、μTough 6020に買い換えました。

これがかなりの曲者のデジカメでした。
まず、異常に起動が遅い。
電源を入れて撮影可能になってピントが合うまでに、5秒弱掛かります。
その間にシャッターチャンスを逃したり、
ポーズを取ったまま待ってもらったりでした。
慌てて撮影するもんだから、撮影ミスもかなり出てました。
他にも夜景などの条件の悪い所での撮影が、かなりやり辛かったです。

まだ壊れてはいないのですが、せっかくの北海道で撮影ミスを無くす為、
思い切って買い換える事にしました。
電気屋で実物を触って、色々調べて選んだのは、

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SONY サイバーショットTX30です。
これはオリンパスの物と同じ、防水・耐ショックのデジカメです。
これの少し前の奴を友人が使っていて、
とても使いやすそうなので、これにしました。
肝心の起動はと言うと、クラス最速とは行きませんが、
ストレスの無い速さで満足です。
おまけにこのデジカメの凄い所は、条件の悪い所での撮影の場合、
一度に数枚連写して、それを合成して綺麗な画像にしてくれます。
このおかげで、ほぼ撮影ミスは無くなるでしょう。

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メモリーカードはマイクロSDです。
手持ちにマイクロSDの空きが無かったので、新たに購入しました。
サンディスク ウルトラ クラス10 16GBの物。
店頭ではかなり高価ですが、ネットだとめちゃくちゃ安かったです。

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このデジカメは動画はフルハイビジョンで撮影出来るそうですが、
動画を撮るとバッテリーの消費がかなり激しいそうです。
キャンプツーで電源の無い所で使う為に、予備のバッテリーも買いました。
店頭での1個の値段で、ネットだと2個入りが買えました。

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更に、これも。
バッテリーはデジカメに線を繋いで充電するのですが、
それだと充電中はデジカメを使えなくなるので、充電器を買いました。
メーカー純正だとかなり高価なので、激安互換品です。
これを選んだ理由は、普通のコンセントからとシガーから充電出来るから。
これならバイクのシガーから電源を取って、充電しながら走れます。
ですが、これは注文から到着まで時間が掛かり過ぎた為、
北海道ツーには間に合いませんでした。


これらを使って北海道でたくさん撮影して来ましたが、満足出来る画像でした。


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