2008年07月

昨年、USヨシムラS/Oに換えて以来、

酷いアフターに悩まされておりました。

以前、hiroさんとtomacさんに、エアークリーナーBOXの二次エアカットを教えていただき、

時間があれば・・などと思っているうちに、忘れてました。

最近になって、FZ1オーナーの方のブログなどで紹介されていたので、

私も真似て、やってみました。


今日は、とりあえず覗いてみて、実際の作業は後日・・・の筈が、

結局最後までやっちゃいました。


とりあえず、インナーカウル・タンクカバーを外し、タンクを持ち上げます。

エアークリーナーBOXが現れますので、蓋を外します。

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車体の左側、矢印の所に穴があるでしょう?

ここから二次エアが入るので、ここを塞ぎます。

人によっては、ここにただテープを張るとか、内側から栓をするとかしていますが、

それが外れてシリンダーの中に入ったら大変なことになるので、外側から栓をします。

まず、エアークリーナーBOXの内側のパーツを外すと、BOXが動かせます。

少し浮かせて、BOXに繋がっている二次エアのホースを抜きます。

BOX側の突起にゴムの栓・カバーを付け、

ホースはボルト+ビニールテープを差し込み、タイラップで止めて、作業終了。

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後は、外した物を付けて完成。


ついでに、そのまま試乗して来ました。


感想は・・・・、



・・・・・・うひゃひゃひゃひゃ!!!!!



凄い!あれだけ出ていたアフターが、まったく出ません!

3000でゴボボ、5000でバ!バ!バ!、10000でバチ!!バチ!!バチ!!

だったのが、4000位で、ボ、くらいです。

11000位まで回して見たのですが、他ではまったく出ませんでした。


若干、アクセルのツキ・エンブレ・ドンツキが変わったような気がします。

短い距離だったので、詳細は不明ですが、すぐ慣れる程度の物です。

山にでも走り行けば、解るかもしれませんが。


しかし、お得なカスタムでした!

実際、家に転がっていた物で塞いだので、費用は0円。

時間も、仕事終わりに1時間半くらい。


アフターで悩まされている方、いかがですか?


上手くいかなくても、保障は出来ませんけどね。

昨日に引き続き、ハンドメイドの話。

と言っても、バイクパーツじゃありません。

今回は、バスロッド。


・・バス釣り好きじゃないと、解らないと思うんで、最初に言っておきます。


バスロッドも、気に入らないとよく弄るのですが、

今手元にある弄ったロッドは、この3本。

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上から、ダイワ レックスタイル 602MFB。

数字を見て解るとおり、6フィート・2ピース・ミディアム・ファーストテーパー・ベイトロッドです。

これは、主にフローター用に買いました。

ダイワのミディアムは、他のメーカーのミディアムライトくらいの固さなので、

巻物を食い込ませるにはいいロッドです。

ですが、ちょっとグリップが長かったので、5cmほどカットしてグリップエンドにウエイトを仕込んでいます。

これで、バランスも良く、手元の短いロッドになりました。

フローターでは、グリップの長さは、操作性に影響しますからね。


次に2番目。TEAM UEDA PRO4 ライトキャロライナ

あまり売ってない、UEDAのロッドです。

6フィート・2ピース・ライト・レギュラーテーパー・スピニング。

この前に、ダイワのハートランドX 602LFS を使っていたんですが、

折れてしまった為、代わりに購入した物です。

ですが、どうにも使いにくく、大改造しました。

まず、グリップ類を全部取り払い、取ってあった前のロッドのグリップに交換。

ハートランドXのグリップは、フライロッドのように段差のまったく無いものなので、

指に引っかからなくて、とても気に入ってました。それを移植します。

さらに、全長を6フィートから5,8フィートになるようにブランクをカット。

グリップも、ダブルをシングルの長さにカット。

これで、グリップエンドにウエイトを入れて、バランス調節。

このロッドも、主にフローター用です。

ライトの割りに固めなので、大胆に使っています。

満水でオーバーハングが浸かりそうな位のところで、スキッピングでワームを放り込む。

その為、硬さ・長さが生きてきます。

ガイドも全部取り替えようかと思いましたが、ラインでアタリを取るので、そのままです。


最後、一番下。小学生の時に買ってもらったグラスロッド。

これに、ガイド交換・グリップ交換・色塗り替えをしています。

ガイドは、古いロッドに合わせて、あえてハードガイドをチョイス。

グリップは、メガバス・アームズ風に自分の手に合わせて木材を削って作っています。

ブランクの色は、和風に漆を使っています。

ベナンベナンのトップロッドなので、大き目のルアーを遠投して遊ぶのにベスト。



さあ、どうだい?


着いて来れなくなっただろ?

なかなか好評のようで、うれしい限りのシートカバー風小物入れですが、

折角なんで、製作日記を記しときます。

・・・まぁ、これ読んで「よし!俺も作ろう!」なんて人は、いないでしょうが・・。


まず素材選び。

私は前職で、FRP制作業をしていましたので、当然FRPで制作します。

(2輪だと、マジカル・エーテック・ライディングハウス・キタコ・オーバーなどを作ってましたよ。)

FRPとは、ファーバーグラス・レインフォースド・プラスチックの略で、

型にゲルコートという液状のプラスチックを拭きつけ、

上からガラス繊維を敷き、樹脂で固めた物で、

通常のプラスチック(ABS樹脂)に比べて強く・軽く・割れにくく・小ロットで制作可能。

割れても、千切れたりしませんし、雨にも強い。

主に、2輪・4輪のアフターパーツ、船、ユニットバスに使われております。


では、制作に掛かります。

まずは、ホームセンターで売っているウレタン?の板を購入。

1m×50cmで、400円くらい。

それを、カッター・ガムテープで、切ったり貼ったり。

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こんな感じに。

大まかに形が出来た所で、発泡スチロール用のボンド・アロンαで接着。

ここで、注意。

ウレタンに発泡用のボンド以外を付けると、溶けてしまいます。

接着後、隙間を紙粘土で埋めます。

これも、普通のパテは溶けるので使えません。

形を整えて、上から水性のスプレーをして、フィッティングして見ます。

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これで、マスターの出来上がり。

これは、上のふたの部分。この他に、内側部分を作ります。(画像無し)

出来上がったら、コーティングが必要です。

これも、ウレタンをFRP樹脂が溶かしてしまう為です。

ここで本来なら、発泡スチロール用の樹脂がありますので、それを使うべきです。

ですが、ちょっと高いので、貧乏コーティングを。

出来上がったマスターに、塗装工事用の養生テープを巻きます。

これで、溶剤の浸入を防ぎます。

この上から、ゲルコート代わりのラッカーを吹き付けます。

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こちらは、内側のパーツ。

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では、FRPの材料です。

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すべて大手ホームセンターで揃えられますが、ネットが安いです。

私が購入したのは、マット1m×1m 2枚、樹脂2kg、アセトン、硬化剤のセット。

失敗した時の事を考えて、必要量の倍を注文しました。

それでも、3000円とお得。

その他の、ローラーや刷毛は100均でも売っています。



今回は900番という厚さで成型します。

目安となる厚さは、

300番+ガラスクロス→2輪レース用ゼッケン

カーボンケブラー+300番+ガラスクロス→2輪メーカーサテライトチームのレース用カウル

カーボン+300番+ガラスクロス→市販の2輪用ウエットカーボンパーツ

450番+ガラスクロス→市販の2輪用FRP製品

600番→4輪オーバーフェンダー

900番→4輪バンパー・ボンネット・サイドステップ

ですので、2輪用としてはかなり厚めです。

これは、本来FRPは製品を見た状態の裏から貼って制作するのですが、

今回は手間を省いて、逆の製法にしたため、成型後、表面を研ぎださなければいけません。

その為、始めから厚く成型しておくのです。


では、成型していきます。

マスターに樹脂を塗って、ガラスマットを均一に敷き、樹脂をしみこませていきます。

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注文したガラスマットは450番なので、これを2回繰り返します。

そして、充分に樹脂を染み込ませたら、中の空気を抜いていきます。

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あとは、数時間~1日置いてマスターと分離させれば、ひとまず形はOK。


その後、余分な部分をカットして、表面をグラインダーなどで均していきます。

(・・このあたり、写真を撮るの、忘れてます。)

一皮捲ると、ピンホールが大量に出てきますので、それを板金用パテで埋めては磨ぎ。

大体の形が出来た所で、フィッティングして見ます。

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こんなもんかな?

ここで、内側のパーツと合わせて見ます。

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余分な部分はカットして、大体こんな感じで。

内側のパーツに、事前に作っておいた取り付け金具を付けて、位置調節。

うまく位置を調節出来たら、2つを接着。

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これもFRPで接着します。

これでもう、絶対に外れません。

再び余分な部分をカットして、形の最終調整。


上蓋の表面を、120→240→400→800→1000番の耐水ペーパーで仕上げます。

その後、サフェーサー・パテ・耐水で繰り返し仕上げ。

ピンホールを全部埋めた所で、塗装に取り掛かります。

色は、ほぼ真っ黒なんで、ツヤ有りブラックに気持ちパールを混ぜた物。

これを、エアーブラシで繰り返し吹き付けます。

さらに上から、クリアーコーティング。

今回は、ルアー整形用のセルロースセメントを使用します。

これは、ウレタンなどより紫外線による色の変化が少ない為です。


その後、さらに1000番の耐水で表面を研ぎ出し、コンパウンドで磨いて、

最後に、取付金具などを付けたら、完成。

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途中、体調不良などで作業がストップしたりして、

完成までに、2ヶ月弱掛かりました。

まぁ、ほとんどが仕事の合間の、休憩時間の作業でしたから。


完成後、日が経つとピンホールなどが浮いて出てきて、

実物はあまり綺麗ではありません。

作業自体も、成型中に樹脂が固まったり、塗装道具が潰れたりで、

順調には行かなかったです。

でも、なんとか形には出来ました。





でも、もう絶対に、作らない!!



だって、面倒くせ~もん!!





これ見て、作ろうって人、いる?

以前より気になっていた、FZ1の弱点を克服すべく、

こんなのがあったらいいな、という物があるのですが、商品化されてません。

なので、自分で作っちゃいました。




作りましょ~♪作りましょ~♪さてさて何が~出来るかな~♪♪



出来ました!


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どうですか!

ん?解らない?

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これでは、どう?

もう一声?

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じゃ~ん!!どうですか!?

シングルシートカバー(風)です。

ん?(風)って何かって?

ふふふ、実はこれ、シートカバーじゃないんです。

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カバーはあくまで、ただの蓋。

本体は、中身。

では、中身です。

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いらっしゃいませ~。

実はこれ、小物入れ付きなんです。

ってか、小物入れがメインです。

角度を変えて。

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内容量は、3リットル。

実際に入る物は、

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ツーリングマップ17cm×21cm・ハンドタオル・財布・携帯・デジカメ・300mlペットボトル。

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実際に入れると、こんな感じ。

これだけ入れば、よく行くコースのツーリングなら、手ぶらで行けます。


ワンオフ・ハンドメイドなんで、微妙に形が合ってなかったり、

塗装後にピンホールが沸いてきたりで、50cm以上近くで見てはいけません。


使い勝手は悪くなさそうなんで、まぁ70点ってとこかな? 

さあ!行ってまいりましたよ。

ツインサーキットでの、朝練。

ちなみにこの朝練、「早朝にゆっくりまったり走る」と言うもの。

・・・まぁ、これを信じてえらい目に遭いましたが・・。


今回、行きはツナギ上だけ+ジーンズ+ブーツで行きました。

バッグには、ツナギパンツ・メッシュジャケット・着替え・工具などなど。

行き帰りでツナギだと、多分死んじゃうので、メッシュジャケット持参です。

このあたり、2ピースが便利です。


AM3:30出発。ゆっくり3時間を掛けていく予定です。

吹田より名神で草津JCTへ、新名神で一路亀山へ。


途中、大津・甲賀・土山で休憩。




ここで、やたら私を「格好良い、決ってる!」と絶賛する男性に遭遇。

そうかい?ってか、ホモの方ですか?


あっという間に、亀山到着。AM5:30過ぎ。

さすがに早すぎるので、マクドで休憩・GSで給油などして、ツインサーキットへ。


AM6:30着。

AM7:00ゲートオープンですが、既に開いてました。

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サーキットですよ!


えらいとこに来てしまいました!


一番乗りだったので、誰もいません。

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コースは、ストレートしか見えません。

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ショートサーキットとはいえ、ストレートは550mあります。

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待っていると、続々とやって来ます。

・・・車にマシンを積んだ、本格的な人ばかり・・。

・・・やばいなぁ・・。場違いじゃん・・。

気にしても仕方ないので、走行準備をします。

ミラーを外して、ライト・ウインカーに飛散防止のテーピング。

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サーキット使用の、我がFZ1。

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受付をすると、走行券を貰えるので、タンクに張ります。

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そうこうしてるうちに、自走の人も沢山やってきました。

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中に、岐阜から来られたFZ1乗りの方も。

これで、ちょっと気が楽になりました。

そろそろ時間なので、暖気・着替えをして待ちます。

ちなみに、一人で行ったので、この先の画像はありません。自分の走行姿も・・。

いよいよ、スタート。

当然のように、一番最後に陣取ります。



!!!!きゃ~!!みんな、めっさ速い!!!


2~3週は、路面を確認するんじゃなかったの?

ってか、そのスピードで確認してるんすか?


はっきり、断言します!


本日、このコースで、ダントツに一番遅いのは、私です。


戸惑いながらも、走行します。

なぜかインに寄り過ぎたり、ヘアピンでオーバーランしたり、シケインをショートカットしたり・・。

私もストレートではしっかりアクセルを開けて、170km/hくらいは出てます。


速い人が来たら除けたりします。

大抵、挨拶をして抜いていってくれるんですが、中にはギリギリで抜く人も・・。

怖!もうちょっと、余裕持って抜いてや!

場所によっては、レースしてますね、あれは。


あっという間に、半分の30分が終了。

とりあえず、水分補給。

いや~、必死でライン取りとかシフトの選択とか考えられないす。


すぐに、次の30分がスタート。

なぜか、みんな出ないのでチャンスとばかりにコースイン。

これで少し落ち着いて走れる。

と、思いきや、あっさりみんなコースインして、前半戦と同じように・・・。


でも、ちょっとは考えながら走れたかな?

私は、大きくハングオフしたりしないので、膝は全然擦りません。

ですが、途中からブーツのトゥースライダーを擦るようになりました。

ブレーキもかなりガツンと掛けるので、ギーッと鳴き出します。

何人か転倒・コースアウトする人もいましたが、私は無事終了しました。


終了後は汗だくで、とりあえずツナギを脱いで、クールダウン。

その後、ゆっくり着替え・片付けをしていきます。


ちなみに、走行後のタイヤです。

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リヤ、左。お~、私のようなヘタレでも溶けてますね。

でも、公道とサイドの使い方は、変わらないような・・。

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リヤ、右。こっちの方がサイドまで使ってますね。

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フロント。やっぱり私が走ると、フロントのほうが激しく使ってますね。


帰り支度の後、鈴鹿ツインサーキットを後にしました。




帰りは睡魔が襲ってきつつも、無事PM12:15帰宅。



今回の感想は、自分の下手さ加減を思い知りました。

・・いや、はなから上手いなんて思ってませんでしたよ?

ですが、クローズドコースの見通しの良いコースで、あんなにもマシンを寝かせられないとは・・。

結局、リーンの瞬間のスリップダウンが怖いんです。

変な操作をしなければ、そうそう滑ったりしないんでしょうがね。

結果、楽しい30%・怖い50%・疲れた20%ってところかな?


今回の出費、高速往復5000円・サーキット走行料5000円+保険500円。

あとは、ガソリン代でした。


では、また行きたいか?

今は、複雑な心境です。

やっぱり楽しかったし、思ってた以上に怖かった。

でも、やっぱりまた行きたいかな?

ただ、岡山国際サーキットでのライダーズミーティングはパスかな?

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