先日、ちょっと天気が悪いけどセローでお出掛け。

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ここの所、診察・整体・針治療に言っても、
聞かれるのはプライベートや仕事の悩みばかり。
ああ、多分鬱を疑われてるんだろうな。
自分でも、年末から毎日仕事でクタクタになって、
休日は体を休めて病院に行くだけの生活で、
何の為に生きてるんだろうと思ったりしてるので、軽く鬱気味なんだと思う。

そんなこんなで、ちょっとした気分転換へ。
曇りマークだけど一応カッパを持って奈良方面へ。
奈良公園から山に入った辺りで、ポツポツと雨粒が落ちて来た。
まぁ夏の雨は涼しくて良いと思ってたけど、
ジーンズの膝下が結構濡れて来たからカッパを着込む。
カッパを着てしまえば、案外雨なんて気にならず、これはこれで楽しめる。

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ほとんどバイクとすれ違う事が無い。
まぁこの雨の中、好き好んで走る人は少ないだろう。
ぐるっと回って針TRSでトイレ休憩。
ここまでにしておくかと、帰路につく。
ここからかなりの雨脚となった。
防水の弱いGWのシューズは、水溜りにはまった長靴状態に。
ゴアテックスのロングブーツにするべきだった。
でも体はカッパで大丈夫!と思っていたら、何だかお尻が冷たくなって来た。
奈良平野に降りて来ると雨も止んだ。

帰宅後カッパを良く乾かして、洗面器に水を張り、
カッパのパンツのお尻部分だけを漬けて、暫く置いておく。

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もしかすると、カッパを着る前にジーンズの膝下が濡れて、
それがお尻まで上がって来たかと思っていたけど、しっかり水溜りが出来ていた。
何処かに穴が開いたとか、シームテープが剥がれかかったとかではなく、
お尻から内股に掛けて全体から染み出している。
バイクに乗って体重が掛かる所だ。

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このカッパは南海のアクイーズ プレミアムレインスーツ SDW-950と言う物で、
耐水圧30000mm/㎡ 透湿18600g/㎡/24h の、いわゆる高級カッパ。
数年前の8耐の時に格安GETしていて、かなり快適だった。

さほど使用頻度は多くなかったのに、生地全体から染み出すとは、
生地自体の耐久性が低いのだろう。
これは補修のしようがないし、上着は使えるけどパンツは買い替えだな。

先日ヘルメットを買い換えた。

FZ1からVストロームに乗り換え、アドベンチャーと言えばオフ系メットでしょ!


と、初SHOEIのホーネットADV SEEKERを被っていた。
これは昔のSHOEIのメットの、点で支えるような被り心地ではなく、
包み込むような非常に被り心地の良いメットだった。
ただ、ベンチレーションがイマイチで、ピンロックが無かったら終始曇ってたと思う。

その後にセローを増車し、林道でホーネットを傷つけるのは嫌なので、

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ヤマハ ギブソンT-2 を買った。
これは安いなりの被り心地と言うか、値段以下と言うか・・・。
フィット感も何も無い、ショボイのにホーネットより重い、
シールドの湾曲が強くて視界が歪む。
それでもセローには丁度良い感じだった。

だけど、初冬からの体調不良で、この2つを被るのがキツくなって来た。
理由は、オフメットの重心バランス。
オフメットはバイザーがあるし、口元が長い。
その為、ロードメットよりも重心が前にあり、垂れ下がるのを首で支える事になる。

ロードメットから買い換えて30分でキツいと感じてたけど、耐えてた。
それがもう耐えられなくなり、限界。

Vストは売却したし、セローで林道に入って行く事ももう無いかもしれない。
それならロードメットで充分。

買い換えるなら、首の負担も考えて出来るだけ軽いモデルが良い。



まず目を付けたのは、OGK カブトのエアロブレード5。
恐らくまともなフルフェイスで一番軽い。
持ってみると確かに軽い。
だけど被ってみると、・・・うーん、しっくり来ない。
安いんだけど、値段なりと言うか・・・。
SHOEI・ARAIと比べちゃダメかな?




次に目を付けたのは、SHOEIのZ7。
ホーネット以来すっかりSHOEIの被り心地に満足していたので、
帽体も小さいし軽いし、これは良いかも。
値段はちょっと高いけど、丁度ショップでセールをしていたので、買おうと決めた。

どうせ店頭で買うなら、フィッティングサービスを利用しようと、店員さんに相談。
すると、Z7の他にもARAIをすすめられた。
うーん?ずっとARAI派だったから被り心地が良いのは分かってるんだけど、
ARAIはSNELLを通すから軽くは無いんだよなぁ・・・。
店員さん曰く、SHOEIよりARAIの方が重心が中心に寄っているので、
実際の重量より重さは感じないとの事。
まぁ安い買い物じゃないし、どうせならと比較して見る事に。

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選んだのは、値段帯が近いベクターX。
で、被ろうとした所、・・・・入らない。
SHOEIのZ7はLで丁度で、ホーネットだとちょっと緩いくらいだったのに、
ARAIのベクターXのLは全く入らない。
ARAIってこんなに小さかったっけ?と思っていたら、店員さん曰く、
最近のARAIは内装がかなり小さくなって来ていて、
SHOEIがLならARAIはXLと言う人が多いそう。
そのXLを見ると、かなり帽体が大きい。
そして被るとかなり大きく、1サイズ違うとこんなに変わるの?と思った。
Lサイズの内装を薄い物と交換するより、
XLサイズのを厚くする方が良いとの事で、
Z7とベクターXをざっくりフィッティングしてもらい、被り心地を確かめる。

うーん、うーん、うー・・・・・ん??
あれ?暫くZ7を被っていたら、気持ち悪くなって来た。
どう気持ち悪いかと言うと、後頭部に圧迫感がある。
でもベクターXに被り換えると、何故か圧迫感が消える。
何でだ??と思って内装を覗いて見ると、

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なるほど。ARAIの内装は、私が圧迫感を感じる所が、
丁度クッションの切れ目になってる。

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疲れて来るとこの部分に圧迫感があるのが、一番不快感を感じる。
これは年末辺りからの事で、それまでは全く感じる事は無かった。
SHOEIのZ7はと言うと、ここに切れ目は無く、全体をクッションが覆っている。
結果、ARAIの内装以外は気持ち悪くなってしまうので、
選択の余地無く、ARAIのベクターXで決定。

メットを決めたら本格的にフィッティング。
頬のパッドを厚い物に替えたり、

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頭の形を見て、左右非対称にスポンジを入れたり。

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頭頂部も違和感とズレ感を話し合いながらスポンジ増量。
結果、今まで被った中で一番ふっくらやさしい被り心地のメットになった。

走ってみると、まぁ軽くは無いけど、
オフメットのような垂れ下がり感は無くなったし、
頭を動かしてもバイザーが煽られて、首に負担が掛かる事も無くなった。
セローにオンメットだと、にわか感が出てしまうけど、楽になったからまぁ良いか。


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